空き家のエモいあれこれ | 神奈川県相模原市を拠点に便利屋はエムエーカンパニー | ブログ

空き家のエモいあれこれ

残置物撤去のみなど、空き家を片付けているとエモくてときめくような物と出会えることがよくあります。

私は昭和55年生まれなのですが、それよりも前の新聞だったり、子供の頃テレビで見ていたアイドルがプリントされたゴミ箱だったり、今ではこれは絶対アウトだろー、って言うリゾートマンションのチラシだったり(水着のお姉さんがセクシーなポーズをしてる)、百貨店の最新ファッションが載ってるカタログだったり。

3枚目に載せたドアノブの紐も、同年代の人にはわかるはず笑

とくにエモいあれこれを発見できるのがタンスの中。
棚の中に新聞とかチラシが敷いてあるんです。
今では古くなった家も、このチラシを棚の中に敷いた時はまだ新しくて、このタンスも木の匂いが残っていて…
なんて想像すると、なんかほっこりした気持ちになるのです。

ご実家の遺品整理などの場合、ここに住まわれていた故人にはもちろんお会いしたことがないわけですが、まるまる一軒の家を片付けていると、故人が思っていたこと、好きだったこと、暮らし方などがはっきりとわかるんです。(コレがご家族が遺品整理することの難しさでもあると思います。この話はまた改めて)

このタンスに新聞紙を敷いた時の空気とか思いとか、そんなことについ気持ちを馳せてしまいます。

こうしたエモい瞬間が、遺品整理や空き家の片付けが好きな理由です。